免疫異常病気のカンジダ症の話と女性が感染しやすい理由

小児慢性特定疾患の中に、慢性皮膚粘膜カンジダ症という病気があります。免疫異常病気の一つであり、皮膚や爪、粘膜の部分に症状があらわれます。免疫異常病気になるのは、遺伝であったり、染色体異常などの可能性がありますが、はっきりとした原因だと断定されていないのが現状です。
免疫異常病気である慢性皮膚粘膜カンジダ症は1歳以下の幼児が発症する例があります。同定されている例は国内で20しかなく、かなり珍しい病気になります。抗真菌剤での治療が行われますが、次第に効果が落ちるという問題があります。ホルモン補充療法を一緒に行うことが重要だとされています。
慢性皮膚粘膜カンジダ症は難病の一種ですが、女性の性器に発症しやすいカンジダ症は、割と一般的な存在です。性器に症状が出ることから、性感染症と同等のものだと考えられることがよくありますが、カンジダ自体は普通に存在する菌であり、体調を崩すことで症状があらわれるケースが多くを占めます。トイレやお風呂などで感染することはなく、性感染症でもありません。
男性でも発症しますが、特に女性に多く見られます。妊娠やピルを服用している時に発症しやすくなります。膣内のグリコーゲンに反応して菌が繁殖する傾向にあります。グリコーゲンは黄体ホルモンの影響で増えやすい性質を持ちます。
症状としては、おりものが白くなり、おかゆのような見た目になる、痒みが強く出るなどです。似たような症状がある別の病気が潜んでる可能性もありますので、異常を感じられたら病院で検査を受けるようにしたいところです。
原因としては、陰部を不潔にする、性交渉が多い、女性なら妊娠中やピルの服用中、その他に糖尿病や抗生物質の服用、抗がん剤などで免疫が落ちている時に発症しやすくなります。